松川浦の大洲海岸は、日本の渚百選に選ばれた約7kmの白砂青松の海岸線です。

この大洲海岸の絶景を眺めることができるのが、夕顔観音堂です。

夕顔観音堂夕顔観音堂の下には、鵜ノ尾崎地蔵尊があります。

岸壁の窪地にたくさんの地蔵が祀られており、夕顔観音堂とともに、この周辺が霊場として認識されていたことを物語っています。

松川大橋を渡り、鵜ノ尾岬トンネルを抜けます。

夕顔観音堂と鵜ノ尾崎地蔵尊は、鵜ノ尾岬トンネルの周辺に位置しており、大洲海岸や松川浦を展望することができます。

1986年6月16日に、鵜ノ尾埼沖合いで海洋調査船「へりおす」が沈没した海難事故の犠牲者を悼む慰霊碑が、夕顔観音堂とは反対の方向にあります。

慰霊碑の手前には、津波で立ち枯れた松が林立しており、異界に通じるような印象があります。