
あんこをかりんとうで包み、砂糖でコーティング
子どものころから慣れ親しんだ味です。
戦後の砂糖の自由化がきっかけで誕生したお菓子だそうで、とにかく砂糖を使っています。
くまたぱん本舗の「くまたぱん」は、こしあんをコロッケ型にまとめて薄皮で包み、周囲を白砂糖でコーティングしたお菓子です。
現在は、左のようにひとつひとつがわかりますが、かつては白砂糖に埋まっていました。
ふたを開けると白砂糖がぎっしりと詰まっているのかと思いきや、その中に「くまたぱん」が並んでいるのです。
子ども心に、こんな甘いお菓子は他にないな、と思っていました。
保存料は不使用

原材料は、小麦粉、砂糖、こしあん、膨張剤(たぶん重曹)となっています。
私がおすすめするお菓子やおみやげ品は、保存料などがほとんど使用されていません。
そのため日持ちがしません。
これは、7月9日に購入した「くまたぱん」のもの。
賞味期限は1週間程度になります。
6個入り650円なり。
サクサクしっとりの食感

「くまたぱん」のおいしさは、砂糖にコーティングされた薄皮のサクサクとした触感にあります。
薄皮が崩れやすいので、食べるときは楊枝ではなくフォークを使うか、手づかみでコロッケのように食べることをおすすめします。
コロッケとほぼ同じ大きさなので、1個を食べるには、濃い目のお茶を用意されたほうが良いと思います。
食べた後の血糖値急上昇は間違いないと思われます。
なのに、ときどき無性に食べたくなってしまう魅惑の味です。

須賀川市内の本店で購入されることをおすすめしますが、JR須賀川駅構内のコンビニでも購入可能です。