福島県産くだものを使ったワインやリキュールの醸造所が着工へ

郡山市と公益財団法人三菱商事復興支援財団は、東日本大震災からの復興を加速させるため、連携協定を結び、新たな事業として「果樹農業 6 次産業化プロジェクト」を開始することが、今年2月にきまっていましたが、実現に向けた動きがありました。


「果樹農業 6 次産業化プロジェクト」は、福島県産果実の生産から、加工、販

売を一連のものとして運営する新たな事業モデルの構築を目指すもの。


現状、安価で取引されている規格外の生食用果実(桃・なし・リンゴ等)の利活

用を図ると共に、新たにワイン用ぶどうの生産農家を育成し、集めた果実を使

用して、リキュール、ワインの製造・販売を行うというものです。


三菱商事復興支援財団が、醸造所や加工施設の建設、販売等の、地元農家だけでは負担することが難しい初期費用、事業リスクを請け負う形で、6 次産業化事業の確立を目指します。


今後は、販売等においては、三菱商事の事業知見も生かして、2015 年秋の醸造

開始を目指すというものです。


郡山市と三菱商事復興支援財団の連携協定締結

~果樹農業 6 次産業化プロジェクトを立ち上げ福島県の復興を加速~

http://mitsubishicorp-foundation.org/wp-content/info-uploads/2015/02/mcdrfpr150220.pdf