福島の神社仏閣

福島県は京都や大阪などから遠く離れていますが、蝦夷とよばれる北方政権のお目付け役的な地理にあるためか、こんなところに、こんなものが、というものがあります。

 

神社やお寺は、人の祈りの象徴となっている場所。

 

その歴史をひもとくと、地域の歴史もわかります。

 


棚倉町 山本不動尊

 

山本不動尊(徳善院 真言宗智山派)は、大同2年(807年)に、弘法大師が東北行脚の途中に開いたと伝わる霊場。

霊窟の不動尊として知られ、東北三十六不動尊霊場の三十五番、福島八十八ヶ所霊場十九番に列せられています。

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南相馬市 相馬太田神社

 

相馬太田神社は、鎌倉時代に相馬氏が移り住んだ際に、初めて住んだ場所とされています。

国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追では、出陣式が行われる神社として知られています。  

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福島市 文知摺観音(もちずりかんのん)

 

文知摺観音・普門院を中心とした信夫文知摺公園は、古くから霊場として知られ、信達三十三ヶ所二番札所になっています。

また、歌枕の地としても知られ、松尾芭蕉や正岡子規などの句碑がありまっす。

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郡山市 大善寺のフジ

 

大善寺のフジは、昭和31年に福島県の天然記念物に指定されました。

ヤマフジの巨樹3本が指定対象となっています。

根回り2メートルという大藤が、まるで龍のようにからまり、地を這うような場所です。

大藤稲成神社は、白幡神社が、とくにヤマフジの巨樹のために神社とした場所になります。

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郡山市 源泉神社

 

大正11年(1922年)に東京羽田より穴守稲荷神社を勧請し、大山祇神社と合祀した磐梯熱海穴守稲荷神社に、新たに源泉神社を勧請したという神社です。

地元では、願いがかなう神社として知られています。

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郡山市 大峰不動尊(雪枝不動尊)

 

磐梯熱海温泉の萩姫伝説に由来する不動尊。

磐梯熱海温泉に辿り着いた萩姫は、病が癒え、これに感謝した侍女の雪枝が尼僧となって、不動明王の分霊を祀って一生を送ったと伝えられる場所です。

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会津若松市 斎藤一の墓がある阿弥陀寺

 

阿弥陀寺は、戊辰戦争で亡くなった戦死者の遺骸が埋葬された寺。

ここに、最後の新選組局長として、最後まで会津藩に付き従った斎藤一の墓があります。

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会津若松市 国指定重要文化財 さざえ堂

 

「さざえ堂」は、寛政8年(1796年)に、郁堂和尚が考案、建立しました。

六角三層、高さが約16メートルあり、らせん形の通路で上り下りする、階段のない一歩通行の建造物。

正面からスロープを登って頂上に達し、おりると裏口に出るという構造は、世界にも例をみない、特殊なものです。

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白河市 南湖神社

 

南湖神社は、松平定信を祭神とする神社。

渋沢栄一は、南湖神社設立にあたって依頼を受けて総裁に就任、資金集めなどで尽力しました。

松平定信が植えたという楽翁桜はご神木です。

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石川町 石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)

 

石都々古和気神社は、八幡山と呼ばれる山の頂上にあります。

八幡山には磐境が多数あり、古代から祭祀の地となっていたことが推測されます。

また、石川氏の居城であった三芦城跡でもあります。

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境の明神

 

下野と陸奥の国の境にあり、下野には玉津島神社、陸奥には住吉神社が鎮座しています。

白河関は2ヶ所あり、二所ノ関と呼ばれており、奥州街道の境の明神に対し、東山道の追分の明神が同じく鎮座しています。

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国指定史跡白河関跡と白河関の森公園

 

国指定史跡である白河関は、奥州三古関のひとつ。

白河関跡には、2000年近い歴史をもつ白河神社が鎮座しています。

四季折々の自然が美しい場所で、散策におすすめです。

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猪苗代町 保科正之公の墓所がある土津神社

 

この地に土津神社が造られたのは、保科正之が生前、磐梯山の神を祀る磐椅神社(いわはしじんじゃ)に何度も参拝し、死後は、磐椅神社(いわはしじんじゃ)の末社となって奉仕したいという希望が叶えられたためです。

土津(はにつ)という名称は、寛文11年(1671年)に、保科正之が、吉川惟足から吉川神道の奥義を授けられた際に「土津」の霊神号を送られたことに由来しています。

奥の院となっている保科正之公の墓所は、国指定史跡となっています。

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矢吹町 三光稲荷神社

 

三光稲荷神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、五穀豊穣の神さまです。

「西白河郡志」によると、長元4年(1031年)4月24日に、京都の伏見稲荷大社から勧請したとあります。

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会津美里町 龍興寺

 

龍興寺は、初夏から夏にかけては蓮の花で有名な寺。

そして、天海僧正ゆかりの寺です。

国宝の「一字蓮台法華経」や、福島県指定重要文化財「絹本著色両界曼陀羅」を所蔵していることでも知られています。

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会津美里町 伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)

 

伊佐須美神社は、会津地方を代表する神社。

創建は2000年以上前、岩代国一ノ宮、奥州二ノ宮として尊崇を集め、八方除けで有名です。

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福島市 中野不動尊

 

中野不動尊は、恵明道人がカモシカに導かれてこの地に入り、山神のお告げにより三ケ月不動明王を祀り、九字の火を点したのがはじまりとされています。開山から830年以上という古刹。奥の院の洞窟めぐりが有名です。

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柳津町 福満虚空藏菩薩円藏寺

 

日本三大虚空藏菩薩のひとつで、空海が唐の高層より授かった霊木に掘った福満虚空藏菩薩像が祀られています。

丑年、寅年生れの守り本尊であり、会津の赤べこの由来になった赤牛伝説など不思議な話も残されています。

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南会津町 田出宇賀神社

 

田出宇賀神社の田出とは、昔、この地の田のなかに小島があり、その小島の泉から田の神が出現し、町の名前を「田島」としたことに由来しています。

日本三大祇園祭のひとつ、会津田島祇園祭は田出宇賀神社の例大祭です。

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磐梯町 国指定史跡 慧日寺跡

 

慧日寺は、奈良・東大寺、法相宗の僧の徳一上人。

慧日寺が開山される前年には猪苗代湖が誕生しており、平将門が寄進した山門があるなど、平安から鎌倉時代の日本のもうひとつの歴史を感じられる場所です。

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国指定名勝(奥の細道風景地)安達ケ原鬼婆の岩屋と黒塚の観世寺

 

鬼婆の住んだ岩屋と埋葬された黒塚がある、安達ケ原の鬼婆伝説の地が観世寺です。

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福島県内唯一の国宝 白水阿弥陀堂

 

平安時代末期の1160年に建立された国宝の白水阿弥陀堂が、湯本温泉の近くにあります。平泉の藤原清衡の娘・徳姫が建立したという阿弥陀寺です。

正式名は願成寺阿弥陀堂といいます。

周辺領域は白水阿彌陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として国の史跡に指定されています。

白水とは、平泉の「泉」を分解してつけた名前です。

「ひらいずみ」と「しらみず」の音も似ているような気がします。

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二本松市 二本松神社

 

二本松神社は、JR二本松駅近くにある、二本松を代表する神社です。「二本松の提灯祭り」として知られる例大祭は、毎年10月4日・5日・6日の三日間行われます。日本三大提灯祭りの一つとして知られています。

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会津若松市 近藤勇の墓所がある天寧寺

 

天寧寺は、蘆名氏の菩提寺として栄えた曹洞宗の寺です。

現在では、新選組の近藤勇の墓がある寺として知られています。近藤勇と土方歳三が寄り添うようにたたずむ墓所があります。

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国指定重要文化財 新宮熊野神社長床(ながとこ)

 

新宮熊野神社は平安期に建立され、東北地方では最も古い1089年とされています。 

これは、1124年建立の中尊寺(平泉)、1160年の白水阿弥陀堂(いわき)よりもずっと古い年代となります。 

国の重要文化財に指定されている「長床(ながとこ)」とは拝殿のことです。

これらの景観と歴史が「興味深い」と評価され、ミシュラン・グリーンガイド東北Web版にも掲載されています。

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国指定重要文化財 陸奥一之宮 馬場都々古別神社(ばばつつこわけじんじゃ)

 

平安時代、905年(延喜5年)、醍醐天皇の命により藤原時平らが編纂を始め、時平の死後は藤原忠平が編纂に当たった「延喜式」にも記載されている、陸奥一之宮が馬場都々古別神社(ばばつつこわけじんじゃ) です。

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国の天然記念物 夏井諏訪神社の翁スギ媼スギ

 

福島県小野町にある、夏井諏訪大社の御神木、翁(じじ)スギと媼(ばば)スギです。

樹齢は1200年以上、翁杉は目通り9.2m、樹高は48.5m、媼杉は目通り9.5m、樹高47.8m。

夏井諏訪神社は、蝦夷の反逆鎮圧のためにやってきた藤原継縄が、戦勝祈願のために植えたものがそのままご神体となったとされています。

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郡山市 鹿島大神宮のペグマタイト岩脈

 

鹿島大神宮のペグマタイト岩脈は、露出している面の延長は約40m、幅14m。さらに地下10m、境内には1万4,000tもの岩脈があると推定されている、国の天然記念物です。

郡山市の重要有名民俗文化財の絵馬もあります。

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天栄村 県指定重要文化財の法燈国師座像がある安養寺

 

天栄村安養寺という地区名と同じ安養寺には、法燈国師が晩年自分の姿を彫ったといわれている座像(福島県重要文化財)が安置されています。

鎌倉時代末期の約710年前に造られたものといわれています。

長野県佐久市安原にある臨済宗(妙心寺派)安養寺の法燈国師像は室町時代の像だそうですから、法燈国師像の古さでは、天栄村に軍配が上がるようです。

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鏡石町 西光寺の杉戸絵と樹齢250年のたらよう

 

白河城主・松平定信につかえていた画僧・白雲上人(はくうんしょうにん)が、寛政9年に描いたとされる12枚の杉戸絵のうち4枚が福島県の重要文化財に指定されています。

また、樹齢250年のたらようの木は、町の天然記念物です。

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鏡石町 小栗山観音堂とケヤキ

 

小栗観音堂は、仙道三十三観音の30番目の札所として知られています。正式名称は、小栗山高福寺といいます。 

堂の中には岩の洞穴があり、行基作と伝えられる十一面観世音が安置されています。

小栗山観音堂のケヤキは、幹まわり5.27メートル、根元周囲が7.60メートル、推定樹齢500年という巨木です。

このようなケヤキの大木はなかなか見当たらないことから、鏡石町の天然記念物に指定されています。

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神炊館(おたきや)神社に山岡鉄舟の揮毫

 

須賀川の総鎮守である神炊館神社(おたきやじんじゃ)は、奥の細道の途中、芭蕉が参詣した神社として知られています。この神社だけの社名は、御祭神である建美依米命(たけみよりめのみこと)が新米を炊いて神に感謝したことに由来します。

須賀川城主であった二階堂為氏は、1445年に諏訪の神である建美名方命(たけみなかたのみこと)を迎え、建美依米命(たけみよりめのみこと)とともに、御祭神としてお祀りしました。

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天栄村 御鍋神社

 

二岐温泉郷のさらに奥に足をすすめると、御釜神社があります。ご祭神には、平将門、その妻だった桔梗の前などが祀られています。

お社は、二本のおおきなサワラをしたがえてはいるものの、本当にささやかで、質素なたたずまい。

大きな五右衛門風呂のような鐘(なべ)が奇妙に大きいです。

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鏡石町 鏡石神社(鳥見山神社)と岩瀬牧場

 

鳥見山公園のある丘のうえに鏡石神社(鳥見山神社と呼んでいます)があります。

創建は明治16年2月という、新しい神社です。

祭神は神武天皇、奈良の橿原神宮から勧請しました。

鏡石神社の由緒書きによると、日本ではじめての西洋式牧場である岩瀬牧場関係者が、皇居を遥拝するために創建した神社になります。

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鏡石町 熊野神社

 

日本全国に3000以上あるという熊野神社は、中世以降に修験者(先達)によって日本全国に熊野信仰が拡大したことから発生したといわれています。

鏡石町の熊野神社は、旧奥羽街道沿い、久来石地区と笠石地区の間に位置していることから、結界のような役割も果たしている可能性が考えられます。

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須賀川市 岩渕神社

 

岩渕神社は、釈迦堂川からほど近い、岩渕丘陵に建つ神社です。

岩渕神社の本殿がある場所には、かつて常松館(岩渕館)の本丸がありました。

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奥州一之宮 八槻都々古別神社(やつきつつこわけじんじゃ)

 

八槻都々古別神社は、都々古別三社(馬場都々古別神社、八槻都々古別神社、下野宮近津神社)の中の宮にあたります。創建については、馬場都々古別神社・八槻都々古別神社とも縁起において、景行天皇(第12代)の時に皇子の日本武尊による起源が伝承として残っています。

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鏡石町 鏡石神社(鳥見山神社)と岩瀬牧場

 

鳥見山公園のある丘のうえに鏡石神社(鳥見山神社と呼んでいます)があります。

創建は明治16年2月という、新しい神社です。

祭神は神武天皇、奈良の橿原神宮から勧請しました。

 

鏡石神社の由緒書きによると、日本ではじめての西洋式牧場である岩瀬牧場関係者が、皇居を遥拝するために創建した神社になります。

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