二本松の提灯祭り

 

二本松神社例大祭・日本三大提灯祭り・福島県重要無形民俗文化財としても有名な、350年を越える伝統を誇る二本松を代表するお祭りです。

今から約370年前(1643年<寛永20年>)丹羽光重公が二本松城主として入部した際、

「よい政治を行うためには、領民にまず、敬神の意を昂揚(こうよう)させること」と考え現在の栗ヶ柵に二本松神社をまつり、領民なら誰でも自由に参拝できるようにしたのが「提灯まつり」の始まりといわれています。

当初は、旧暦の8月15日を挟んで行われていましたが、大正7(1918)年の二本松大火から、現在の10月4、5、6日に行われるようになりました。

 

ちょうちん祭りで一番のみどころとなるのは、4日の宵祭り。

この日は各町内から鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が繰り出し、二本松神社のかがり火を紅提灯に移します。

太鼓台は威勢のいい若連のかけ声とお囃子を奏しながら、市内を勇壮に練り歩きます。

夜空を赤々と焦がしながら移動する3千もの提灯は見物客まで熱くします。

夜間の運行で全ての町内が揃うのはこの日だけです。

最後は二本松駅前に集合し、宵祭りが終わります。 

 

10/4 17:30~23:30  

10/5 8:35~14:50  

10/6 17:30~20:30

 

二本松の提灯祭り

http://www.nihonmatsu-kanko.jp/matsuri.html

 

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