手塚治虫「スリル博士」の舞台、会津東山温泉でスタンプラリー

 

会津は漫画家・手塚治虫のお気に入りの土地で、3回も訪れています。そのため、町のいたるところにその足跡が残されています。

また、当時連載中だった『スリル博士』の舞台としても登場。

 

昭和34年4月、手塚治虫会津に一週間滞在し、会津漫画研究会のメンバーの案内で、観光地を巡ったり、地元のPTAや貸本屋さんを集めて座談会を開いたり、児童養護施設でマンガ教室を開いたり、毎日精力的に活動したそうです。

 

しかも、それらはすべて手塚治虫が自から提案したことだったとのこと。

4日目の夜は、酒好きのメンバーが夜の町を案内して歩き、手塚治虫宿へ戻ったのは午前2時。

手塚治虫はそれから机に向かい、朝までに『スリル博士』の1話分16ページを描き上げてしまった。

 

そして後日、発売された『少年サンデー』を見て会津の人たちはさらに驚きました。

掲載されたお話は、スリル博士とケン太が、会津若松の名所旧跡や観光地を縦横に走り回りながら、大活躍する物語だったからです。

 

虫さんぽ 第11回:福島県会津若松(前編)・スリル博士と歩く初夏の会津

http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201008/column.html

 

このようなエピソードの残る会津地方で、手塚治虫の人気キャラクターを設定し、スタンプラリーを開催します。7、8月の2カ月間、会津地方17市町村で行われます。

 

極上の会津 キャンペーン「会津 手塚治虫キャラクタースタンプラリー」

http://gokujo-aizu.com/tezuka_rally/#entry

 

スタンプの数に応じて総額約100万円の景品をプレゼント。

スタンプを押す場所は、市町村ごとに1~3カ所程度、全体で37カ所を設ける予定。

スタンプ2個以上で抽選に参加できます。

 

期間中は、手塚の写真やゆかりの品を集めた「会津と手塚治虫企画展」も複数箇所で開く予定。

 

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