いわき市 いわき湯本温泉

 

「湯本」という地名がある場所の温泉は歴史のあるところが多いのですが、いわき湯本温泉も例にもれず、奈良時代には温泉として認識されています。

 

町中には温泉神社もあります。

 

この神社がある温泉地は古いこと間違いなしです。

 

いわき市 いわき湯本温泉
新つたの露天風呂

 

ここも露天風呂です。

 

池のような感じですが、源泉かけ流しの混浴です。

 

女性専用時間がありますので、混浴でも安心して入ることができます。

 

いわき市 いわき湯本温泉
野口雨情の資料室

 

いわき湯本温泉の源泉は、地下約50メートルから汲み上げた毎分5トンの湧出量を誇る摂氏59度の天然硫黄泉。

 

泉質は全国的に珍しい【含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉】というものだそうです。

 

美肌作用・解毒作用・末梢血管拡張作用・血圧を低下させる~動脈硬化・高血圧に効く・保温効果が高いなどなど。

 

実際、よく温まる温泉で、湯冷めしにくい印象です。

 

露天風呂だと、ちょっと熱いかな、という温度にまで冷めています。

 

 

いわき市にはもうひとつ行ってみたい場所があります。

 

いわき市 いわき湯本温泉
アクアマリンふくしま 本館

 

アクアマリンふくしまは、普通のアクアリウムとは違います。

 

ここはシーラカンスの調査・研究で有名なところでして、シーラカンスの標本があります。

ほかにも、ここにしかいないエビとかいます。

 

研究施設とアクアリウム、ビオトープが一緒になった複合施設とでもいえば、よいでしょうか。

 

いわき市 いわき湯本温泉
水槽を見ながらお寿司が食べられます。

 

外なのか、中なのか、切れ目がない感じの施設なので、時間があるときに、もっとゆっくりと楽しみたいと思いました。

 

いわき市 いわき湯本温泉
この砂浜も施設の一部

福島県内唯一の国宝 白水阿弥陀堂

 

平安時代末期の1160年に建立された国宝の白水阿弥陀堂が、湯本温泉の近くにあります。平泉の藤原清衡の娘・徳姫が建立したという阿弥陀寺です。

正式名は願成寺阿弥陀堂といいます。

周辺領域は白水阿彌陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として国の史跡に指定されています。

白水とは、平泉の「泉」を分解してつけた名前です。

「ひらいずみ」と「しらみず」の音も似ているような気がします。

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by カエレバ