
会津地方を代表する温泉地が芦ノ牧温泉です。
開湯は1200年前とされている歴史のある温泉地です。
阿賀川を国道118号が横断する周辺に温泉宿が軒を連ねる、川沿いにある自然豊かな温泉地です。

芦名氏の馬の産地だったから「芦ノ牧」
芦ノ牧温泉は、行基が、白く上がる煙を見つけたのがはじまりとされています。
行基は、温泉の効能を村人達に教えて、多くの病人を救ったと伝わります。
芦ノ牧温泉は、長い間、地域住民のための温泉地でしたが、明治35年頃から温泉街として開発がはじまりました。
温泉街となってから、すでに100年以上という温泉地なのです。
芦ノ牧の地名は、会津若松に居城を構えた芦名氏の、軍事用の馬の産地だったことから名付けられたといわれています。
会津といえば、戊辰戦争で有名な鶴ヶ城ですが、その歴史は芦名氏が居城を構えたことからはじまります。
以来、上杉氏・蒲生氏・加藤氏・保科氏・松平氏と変遷していきます。

江戸の宿場町「大内宿」にほど近い温泉地
江戸時代の宿場町がそのまま残る「大内宿」からもほど近い芦ノ牧温泉は、周辺観光の拠点としても便利な場所にあります。
ただし、車での移動がベースになりますので、電車で芦ノ牧温泉まで行く場合にはいろいろと事前に確認しておいたほうが良いです。



今回お世話になった大川荘には、空中露天風呂という名称の露天風呂と、大浴場に併設する露天風呂のふたつがあります。
阿賀川に臨む露天風呂で、秋の紅葉のころはさぞかし美しい眺めだろうと想像しました。
ただし、石造りのお風呂がふたつある空中露天風呂には、洗い場がないので、ご注意ください。
硫酸塩泉の源泉かけ流し

芦ノ牧温泉の大川荘では、源泉が「芦ノ牧温泉総合泉」というらしいです。
5カ所の源泉から、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉(旧名称:含食塩石膏泉)などの泉質の温泉が、1分間に1000リットル湧出しています。
この源泉をそのままかけ流しにしています。
源泉温度は50度以上。
大浴場の露天風呂は、源泉温度に近い、熱い温泉です。
熱さに驚いておそるおそる足をいれてみますが、身体をお湯に沈めると、すぐに汗が出てきます。
湯上り後も数時間は毛細血管が膨張しているようで、足が赤くなりますが、これも温泉効果ですね。

歴史ある温泉宿の風格



大川荘の館内は、歴史のある湯宿の風格があります。
接客も感じがよく、丁寧です。
人気の湯宿のため、平日でもお客様がとても多いので、お泊りの場合には早めに予約されたほうが良いです。
フロント左手にある販売コーナーには、会津を代表する逸品がそろっています。
また、コストパフォーマンスのよいおみやげも数多くそろっていて、立ち寄ることをお勧めします。


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