
7月30日に完成披露
国指定史跡 慧日寺(えにちじ)跡の金堂に展示するために、薬師如来坐像(ざぞう)の復元が進められていましたが、7月30日に一般公開がはじまります。
薬師如来坐像を制作したのは、東京芸大大学院美術研究科文化財保存学保存修復彫刻研究室(籔内佐斗司教授)のスタッフです。
7月10日には、薬師如来坐像の本体を金堂の中央に設置し、今後は色調などの仕上げ作業を行う予定です。
磐梯町では30日に完成披露式を行い、正午から一般公開を行います。
【当日のスケジュール】
9時00分~ 磐梯山慧日寺資料館・史跡慧日寺跡 開館
磐梯とくいつ藝術祭一般公開(磐梯山慧日寺資料館)
11時00分~12時00分 史跡慧日寺跡金堂内復元展示物除幕式
12時00分~16時30分 薬師如来坐像一般公開(史跡慧日寺跡)
15時00分~16時00分 新義真言聲明三宝会による『声明公演』
16時30分 磐梯山慧日寺資料館・史跡慧日寺跡 閉館
詳しくは、こちらのWebサイトでご確認ください。
http://www.town.bandai.fukushima.jp/site/enichiji/20180730_yakushinyorai_kansei.html

慧日寺は、奈良・東大寺、法相宗の僧の徳一上人。
慧日寺が開山される前年には猪苗代湖が誕生しており、平将門が寄進した山門があるなど、平安から鎌倉時代の日本のもうひとつの歴史を感じられる場所です。