
NHK「クローズアップ現代+」でも話題に
双葉町の岡田勝秀さん(71)の一家が、40年以上かけて育てたバラ700種類、約7500株の双葉バラ園は、東日本大震災による福島第一原発の事故で閉園に追い込まれてしまいました。
この双葉バラ園は、NHK「クローズアップ現代+」でも2015年に取り上げられ、双葉バラ園の復活、再建についての問題が知られる様になりました。
イギリスのウィリアム王子など世界中の人たちが強い関心を示し、復活を切望する双葉バラ園。
“日本で最も個性的で美しい”と称賛されていますが、そのきっかけとなったのが、「The Rose Garden of Fukushima」という写真集の存在です。
NHKクローズアップ+

双葉バラ園と岡田勝秀さんのストーリーをつづる
この写真集を作ったのは、アメリカ人のマヤ・ムーアさん。
震災のニュースでバラ園の存在を知ったマヤ・ムーアさんは、双葉バラ園を撮影した写真を掲載し、岡田勝秀さんのストーリーをドキュメントとして添え、1冊の写真集にしました。
2014年に発刊された「The Rose Garden of Fukushima」が、デンマークで開かれた今年の「世界バラ会議」において、優秀図書に認定されました。
かつては年間5万人もの客でにぎわった、個人経営では、国内最大規模の双葉バラ園が復活することを切望する人々の多さが、優秀図書認定の背景にあります。
産経ニュース


家屋を中心に、広大な梨園が広がっていますが、その家屋に近い場所がバラで埋め尽くされています。
年々拡張しているそうで、梨園の一部を駐車場にし、警備の方が案内するほどの規模なのです。しかも、入場無料!
自宅の庭を公開して、丹精込めたバラを見てもらう、という、まるでイギリスのようなお宅なのです。


「ジュピアランドひらた」は、25万㎡という広大な敷地に、2万㎡の芝桜で人気の観光スポットです。
昨年からは、世界のあじさい園・ゆり園が造園され、さらに人気を集めています。
世界のあじさい園は5万㎡の斜面に、約2万株、825種のあじさいが、ゆり園は23,000本、50種類のゆりが植えられています。