
朝ドラ『エール』
作曲家の古関裕而は、生涯で5000曲を作曲した言われています。
また、楽器を一切使わず、頭の中だけで作曲を行い、同時に3つの曲を作っていたそうです。
古関裕而記念館には、古関裕而が作曲していた、和室の書斎が再現されていますが、3つのテーブルが置かれ、それぞれに譜面があったようです。

館内には、古関裕而が作曲した譜面が展示されていて、フルスコアを見ることができます。
また、著名な曲は、常時流されていて、古関裕而の曲を自然と耳にすることができます。
朝ドラ『エール』の主題歌、GReeeeNの『星影のエール』が1階で流されています。
『エール』の出演者が歌う特別バージョンと、福島県内で撮影された写真で構成された『星影のエール』、そしてGReeeeNからのメッセージがビデオで流されていて、目を奪われます。
古関裕而の足跡と、活動のすべてが詰まっているかのような場所です。
また、古関裕而が描いた絵の複製やはがき、記念切手などが販売されていて、おみやげ選びも楽しめます。

期間限定『エール』展
古関裕而記念館の反対側には、期間限定『エール』展の施設があります。

『エール』展では、ドラマのなかで使用された喫茶「バンブー」のセットの一部が公開されています。


古関裕而まちなか青春館
古関裕而の生家の近くには、期間限定で『古関裕而まちなか青春館』が設置されています。
こちらには、古関裕而が撮影した8ミリフィルムの映像や、生家である呉服屋「喜多三」に関する展示があります。








福島市は古関裕而があふれている
朝ドラ『エール』が放送中ということもあり、福島市内には、古関裕而があふれています。
それらをチェックして歩くのも、楽しみになりそうです。



JR福島駅から路線バスで15分
古関裕而記念館までは、JR福島駅前(東口)から路線バスで15分ほど。
信夫山循環のバスに乗り、日赤前で降ります。
バス料金は280円で、SUICAなど交通系電子マネーは使えません。
または、古関裕而メロディーバスという、中心市街地を走り、古関裕而ストリートや古関裕而記念館を巡るバスもあります。






福島市の「アンナガーデン」に隣接し、地ビールが楽しめるのが「みちのく福島路ビール」です。
酵母が生きている地ビールを、1杯500円で味わうことができます。
定番のピルスナー、苦味の少ないレッドエール、そして福島の桃をつかったピーチエールの3種類のほかに、発泡酒の桃のラガー(瓶入り)もあります。