
コシアブラ

コシアブラは、山菜の女王と呼ばれることがある山菜です。
一般的には、天ぷらにして食べることが多いのですが、大量消費に向いているのが、コシアブラのナムルです。
このナムルを、温かいごはんに乗せて食べると、おかわりをしたくなるほど、美味しいのです。
コシアブラのナムルの作り方

【材料】
- 大きく育ちすぎたコシアブラや、天ぷらに向かないコシアブラ
- ごま油
- 塩
- しょうゆ
- 白ごま
【作り方】
1.コシアブラは、水洗いして、ガクをとりのぞきます。
2.たっぷりのお湯をわかし、塩を小さじ1程度いれ、沸騰したお湯でコシアブラを1分ほど茹でます。
育ちすぎたコシアブラの場合には、30秒くらい長めに茹でます。
3.コシアブラをおひたしにします。
茹で上げたコシアブラを水にさらし、冷ましてから、まな板に並べていきます。
まとまっている軸のぶぶんを切り落とし、コシアブラを2,3センチくらいに切ります。
水気をしぼって、おひたしの状態にします。
コシアブラはおひたしで食べても美味しいので、このままお好みの薬味や調味料で食べても良いです。
4.コシアブラをナムルにします。
ボウルにごま油をいれ、コシアブラのおひたしを加えて、よく混ぜます。
コシアブラ全体に、ごま油で膜をつくるようなイメージです。
ごま油は少しずつ、足りないと感じたら、足していくようにすると、油っぽくなりにくいです。
次に、塩と、指先でひねった白ごまを全体にふり、よく混ぜます。
塩は少なめにして、食べるときに調整するくらいが適量です。
風味づけに、しょうゆをたらして、よく混ぜたら出来上がりです。
ごはんと一緒に食べるのが、一番のおすすめです。
会津地方では、茹でたコシアブラと酢飯、大根の味噌漬けなどを混ぜてつくる寿司があります。
今回のナムルは、混ぜるのではなく、ごはんにオンして食べるのがおすすめですが、酢飯と合わせてもおいしいかもしれません。
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