
渋沢栄一と南湖神社とは?
南湖神社は、松平定信を祭神とする神社です。
渋沢栄一は、南湖神社設立にあたって依頼を受けて総裁に就任、資金集めなどで尽力しました。
大正9年5月10日に神社設立が認可され、大正11年6月11日に竣工されました。
南湖神社の鳥居の額・及び社号標には渋沢栄一の筆跡が使われています。
また、渋沢栄一は、1927年(昭和2年)設立の南湖神社奉賛会でも総裁に就任しています。
渋沢栄一が手がけた、養育院やガス事業など、東京整備の資金源となった江戸七分積金は、松平定信による寛政の改革を源流とする基金です。
渋沢栄一は松平定信を深く尊敬、東京で組織された楽翁公遺徳顕彰会でも会長を務めました。
https://tobira.hatenadiary.jp/entry/20130511/1368234128





楽翁桜
南湖神社の境内にある、樹齢200年と言われる楽翁桜。
松平定信が、南湖公園を築造した際に、植えたものと言われています。
楽翁桜の名前は、松平定信の号から取られたもので、南湖神社のご神木となっています。
手水のすぐそばにあります。






稲荷神社
本殿の右隣に、小さな南湖稲荷神社があります。
こちらや商売繁盛の社と見え、七福神、とくに大黒様の像が多く奉納されているようです。



JR新白河駅またはJR白河駅から
南湖公園までは、JR新白河駅、またはJR白河駅から路線バスを利用するのが便利です。
JR新白河駅からは200円、JR白河駅からは240円かかります。
JRバスなのですが、SUICAは利用できません。
徒歩の場合は、1時間弱かかりますが、平坦な場所が多いので、歩けない場所ではありません。
JR白河駅からのほうが、アップダウンが多いので、徒歩の場合には、JR新白河駅から歩くことをおすすめします。

白河関跡は、カタクリの花の群生地として知られています。
4月から5月にかけて、白河関跡の斜面いちめんにカタクリの花が咲きそろいます。
また、白く可憐な東一華も、カタクリの花の見頃に見ることができます。