
二本松神社とは?
二本松神社は、JR二本松駅近くにある、二本松を代表する神社です。
「二本松の提灯祭り」として知られる例大祭は、毎年10月4日・5日・6日の三日間行われます。
「二本松の提灯祭り」は、本町・亀谷・竹田・松岡・根崎・若宮・郭内の七町が曳き回す七台の太鼓台という山車に300個の提灯をつけて練り歩く祭りで、日本三大提灯祭りの一つとして知られています。
室町時代、15世紀中ごろ、二本松城主の畠山氏により城内の白旗ヶ峰に合祀されて以来、蒲生氏、松下氏、加藤氏らによって崇敬されていました。
寛永20年(1643)に二本松藩成立にともない、初代二本松藩主となった丹羽光重は、二本松領総鎮守としました。
現在の社殿・拝殿は文化3年(1806)に、再々建されたものです。
鳥居をのぼり石段を見下ろすと、急傾斜であることがよくわかります。
実は、神社には車でも入ることができるため、この石段は登らなくてもお参りは可能です。

石段はまだ続きます。
この石段を登ると社殿のある高さに到達します。

この随神門は、文化4年に再々建されました。

神門に到達すると、もうすぐそこが社殿です。

神門には、みごとな彫刻が施されています。


祭神は、拝殿の左が品陀和気命(ほんだわけのみこと、八幡様)、右が伊邪那美命(熊野様)であることから、江戸時代には御両社とも称されていました。

こちらは、拝殿右側の熊野様。

こちらが、拝殿左の八幡様になります。

二本松の市街地は、山が横断しています。
その山の突き出たところに、二本松神社はあります。
神社の入り口には古地図が表示されていて、説明書きも詳しいので、ぜひ目を通してください。