二岐温泉郷のさらに奥に足をすすめると、御釜神社があります。
ご祭神には、平将門、その妻だった桔梗の前などが祀られています。
平将門といえば、東京大手町の将門塚が有名ですが、同じようにパワーがあるとおもわれます。
五右衛門風呂のような鐘
お社は、二本のおおきなサワラをしたがえてはいるものの、本当にささやかで、質素なたたずまい。
大きな五右衛門風呂のような鐘(なべ)が奇妙に大きいです。


森の巨人たち百選に選ばれた樹齢520年のサワラ
御鍋神社のお社のまえに、まるで鳥居のようにそそり立つ巨木があります。
林野庁による「森の巨人たち百選」に選ばれたサワラです。
「森の巨人たち百選」とは、2000年に林野庁が、次世代への財産として残すべき「国民の森林」を選び、日本全国の国有林の中から直径1m以上の樹木や、地域のシンボルになっている樹木から百本を選定したというものです。
つまり、御鍋神社の周辺は国有林なのです。


二岐温泉から片道1時間
御鍋神社までは、自然林の山道をあるいて片道1時間はかかります。
ハイキングの準備が必要です。
車でも行くことができますが、改修工事などがあり、迂回しなければならないかもしれません。
御鍋神社周辺は、二俣川の源流にもなっているため山道ですから、足腰に自信のある方に徒歩はおすすめします。





