
江戸時代にはじまるつつじ園
大桑原つつじ園のはじまりは、江戸時代の参勤交代。
会津藩が江戸からの帰路、庄屋の渡邉宗一郎のもとで休憩しました。
そのときに、藩主のお屋敷に植えるためのつつじの苗を数本授けられたことが、現在の大桑原つつじ園のはじまりとなりました。
入り口からはいってすぐ左には、当時のものとおもわれる樹齢300年を超えるつつじが見事に咲いています。


現在では、2万坪の広さにまで拡大し、つつじ、シャクナゲ、ぼたん、シャクヤクなど、約1万株の花々が、春から初夏にかけて咲き揃います。
【見頃】
・つつじ(3500株)-5月上旬から中旬
・シャクナゲ(2500株)-5月上旬から下旬
・シャクヤク(2000株)-5月上旬から6月上旬
・その他の花々(2000株)-4月上旬から6月上旬

まるで花の迷路
園内は、2つの丘とひとつの畑で構成されています。
花が重ならないように、写真撮影で映えるように、斜面に植えられているため、坂道が多く、また迷路状に広がっています。
とくに、つつじが植えられているエリアは、細い小路が多く、通り抜けるのがやっと、という場所が少なくありません。
久留米つつじ群、霧島つつじ群、琉球つつじ群など、おおまかに分けられています。











植木売場と売店
大桑原つつじ園にある樹木は、植木売場で苗木を購入することが可能です。
オンラインショップもあるようです。
また、ぐるりと一周するとおよそ1時間はかかる広さということもあり、売店が充実しています。
食事はラーメン・うどん・そば。
おやつには焼団子、ソフトクリームなどが揃っています。
食堂として利用されているのは、築150年という家屋です。
JR須賀川駅から車で15分
大桑原つつじ園は、JR須賀川駅から6キロほど西にあります。
バスも近くまで走っていますが、本数が少なく、利用には適していません。
車で行くのが、もっとも良い場所です。
無料駐車場があり、400台の駐車が可能です。
大型バスも20台の駐車が可能。
入場料は大人600円、小学生以下の子どもは無料です。
また、ペットも同伴できます。