
翠楽園とは?
翠楽園は、南湖公園と南湖神社に隣接する回遊式日本庭園です。
翠楽園という名称は、南湖の緑、湖と水に通じる「翠」と、松平定信の精神を受け継ぎ、日本の伝統文化の伝承と活動の拠点となるべき施設であることから「楽」の字を入れたものと説明されています。






豊富な水量
翠楽園のなかには、豊かな水の流れがあります。
庭のもっとも奥まった場所には滝があり、その流れが池へと続いています。




四季折々の花
庭園内には、行田市に由来する蓮の花、金沢市兼六園に由来する菊桜などがあります。
また、いたるところに山野草もあり、四季折々に楽しめる日本庭園です。



有料の日本庭園
翠楽園は、入場料として、大人ひとり320円がかかります。
松楽亭では呈茶(抹茶と茶菓)を提供しており、呈茶券を購入すると入館できます。
しかし、7月の蓮の花のシーズンには、早朝のみの無料入園が可能です。
翠楽園では、茶会が開かれることが多いのですが、他に月見会も開催されます。

JR新白河駅またはJR白河駅から
翠楽園までは、JR新白河駅、またはJR白河駅から路線バスを利用するのが便利です。
JR新白河駅からは200円、JR白河駅からは240円かかります。
JRバスなのですが、SUICAは利用できません。
徒歩の場合は、1時間弱かかりますが、平坦な場所が多いので、歩けない場所ではありません。
JR白河駅からのほうが、アップダウンが多いので、徒歩の場合には、JR新白河駅から歩くことをおすすめします。

初代藩主・丹羽長重が梯郭式の平山城として完成させた小峰城は、奥州の関門としての役割を果たしました。寛政の改革を行った松平定信もここで藩政に腕をふるいました。
日本100名城のひとつにも数えられています。
築城した丹羽長重は棚倉城を手掛け、その子・光重は二本松城の築城に関わっています。
福島県の城と丹羽家との関係が深いことがわかります。