寿々乃井酒造店の創業は、文化年間（江戸時代）。

創業200年の酒蔵です。

国道118号線からわき道に入り、突き当りの山すそに小さな「寿々乃井」の看板があります。

その看板を右手に見て、細い山道を上ると、右手に白漆喰の立派な蔵が見えます。

そこが寿々乃井酒造店です。 

この構えだけで、歴史のある酒蔵だということがわかります。

寿々乃井酒造店の前の道は、かつて会津藩主が参勤交代で通ったという旧街道。

大内宿も参勤交代で利用された宿場町ですから、この前の道とつながっているんですね。

寿々乃井酒造店のお店も古い町家づくりで、かつては土間だったところが店舗になっています。

寿々乃井酒造店では、裏山から湧き出る清水を仕込みに使っています。

天栄村は、寒暖の差が大きく、自然豊かな地。

水も豊かで、いたるところに水辺があります。

そんな天栄村の、水と米をつかってつくられる寿々乃井酒造店の日本酒は、やや甘口。

冷やしてきりっとした飲み口も良いですが、常温で味わうのもおすすめです。

寿の文字を重ねた名称から、お祝い事に買い求められることも多いのだそうです。

福島県内の酒蔵・地ビール工場・ワイナリーなど54社（2017年）が参加している「ふくしま酒蔵めぐりスタンプラリー」に、寿々乃井酒造店も参加しています。

ふくしま酒蔵めぐりスタンプラリーとは、約４カ月間のあいだに、参加する施設をたずねてスタンプをあつめると、さまざまな商品に応募できるというもの。

１等は福島宿泊券６万円分。

2017年は11月12日が応募締め切りです。

応募は３ポイント以上からできるため、酒蔵をひとつたずねて商品を購入すればOK！

今からでも間に合います。

酒蔵にこのポスターが貼ってあれば参加店ですから、お店のかたに聞いてみてください。