
タラの芽

山菜の王様といわれるタラの芽。
天ぷらにすると、ホクホクとした食感と、ほろ苦さが美味しい、春の山菜です。
このタラの芽をつかったパスタが、実はおすすめなのです。
大量に消費したいとき、または大きく育ってしまったタラの芽は、パスタでいただくと、一度に大量に、そして美味しく消費できます。
タラの芽パスタの作り方

【材料】
- タラの芽は好きなだけ
- パスタは1.6ミリ以上の太麺がおすすめ(写真は1.8ミリを使用)
- ニンニクはパスタ1人前につき1かけ
- オリーブオイル
- 有塩バター
- 塩
- コショウ
【作り方】
1.タラの芽は、水洗いして、ガクをとりのぞき、食べやすい大きさに整えます。
育ちすぎたタラの芽は、5センチくらいに切りそろえます。
太いタラの芽は、半分または1/4に割ります。
※タラの芽には虫がつきやすいので、水洗い後にしばらくおいておくと、虫がタラの芽の上のほうに登ってきますので、虫を取り除きましょう。
2.ニンニクを刻んでみじん切りにし、オリーブオイルで香りが立つ程度に、弱火で炒めます。
パスタはバターを絡めて仕上げますので、このときのオリーブオイルは少なめです。
ニンニクは熱が通るくらいにして火を止め、絶対に焦がさないこと。
3.お好みのパスタを、塩を入れた熱湯で茹でます。
パスタの袋に記載してある時間の2分前に、タラの芽を加えて、パスタといっしょに、1分ほど茹でます。
このとき、タラの芽に残っている汚れが、茹で汁表面に上がってきたら取り除きます。
パスタの茹で時間は、袋に記載している時間より1分くらい早めが適当です。
また、パスタの茹で汁は、200ミリリットルくらい取り置きます。
4.パスタが茹で上がるまえに、オリーブオイルとニンニクのはいったフライパンを温めておきます。
茹で上がったパスタとタラの芽を、フライパンにいれて、バターを加えて和えていきます。
フライパンの火は弱火のままか、途中で火を消しても問題はありません。
バターは、1人前のパスタあたり5グラム程度、タラの芽が多い場合は10グラムくらい使ったほうが美味しいと思います。
パスタの茹で汁を適量加えて油分を乳化させ、パスタと絡みやすくしておくと良いでしょう。
茹で汁は少しずつ加えてください。
最後に、塩コショウで味を整えます。
出来上がりに、追いバターをしてお皿に盛ると、さらに食欲をそそります。
以前は1.4ミリのパスタでつくっていたのですが、ナポリタン用の1.8ミリのパスタのほうが、タラの芽との相性が良いようです。
パスタのモチモチ感が、タラの芽とよく合います。
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