
大峯不動滝とは?
磐梯熱海温泉の温泉街から近く、散策コースとしておすすめの場所になっています。
高さ3m、幅7mほどの小さな滝ですが、すぐそばまで車で行ける滝です。
名称の大峰不動滝は、すぐそばにある大峯不動尊(雪枝不動尊)にちなんでいます。

大峯不動尊(雪枝不動尊)とは?
磐梯熱海温泉の萩姫伝説に由来する不動尊です。
萩姫伝説とは、南北朝時代のころ、不治の病で苦しんでいた万里小路藤房の娘・萩姫の夢枕に立った不動明王から、都から東北方面へ500本目の川岸にある温泉に浸かれば、病は治るとお告げを受けたことを示します。
このお告げにしたがって、磐梯熱海温泉に辿り着いた萩姫は、病が癒え、これに感謝した侍女の雪枝が尼僧となって、不動明王の分霊を祀って一生を送ったと伝えられる場所です。

鳥居が朽ちていますが、高くそびえる断崖のような場所に庵があり、その周辺を強固なブロックで覆っています。
土地の人々が大切に祀ってきたことがわかるようなつくりです。

階段をのぼると、小さなお堂と狭い、かぎられたスペースしかないことがわかります。
お堂の左側から、大峯不動滝を見ることができます。
磐梯熱海駅から徒歩15分ほど
大峰不動尊と大峯不動滝は、磐越西線の磐梯熱海駅から徒歩15分ほど。
「八景園」という温泉宿の手前にありますので、「八景園」を目指して行けば間違いません。