郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯

磐梯熱海温泉とは?

磐梯熱海温泉は、郡山市の奥座敷として知られていますが、その歴史は古く、湯泉神社には、正親町天皇の御代には開湯していたことが記されています。

 

磐梯熱海温泉に伝わる萩姫伝説によると、今から約800年ほど前の南北朝時代に、京に不治の病に苦しむ萩姫がいました。

 

ある日、不動明王より「都より東北方、五百本目の川岸にある霊泉に浸かれば、病は全快する」とのお告げがあり、萩姫は東北へ向けて旅立ち、京都から五百番目の川のある磐梯熱海温泉へたどりつき、湧き出るお湯で病も完治したのです。

 

この五百番目の川が、五百川(ごひゃくがわ)であり、磐梯熱海温泉を流れています。

 

また、海がないのに「熱海」の名前がついているのは、源頼朝の武将であった工藤祐経(くどうすけつね)の子・伊藤祐長がこの地を治めたためです。

 

伊藤祐長は、故郷の伊豆と同じ名前を領内のあちこちに名付け、現在も各地に残されています。

 

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯

名湯百選のひとつ

磐梯熱海温泉は、NPO法人健康と温泉フォーラムが、温泉療法医がすすめる温泉として選定した日本の温泉(名湯百選)のひとつです。

 

また、月岡温泉、いわき湯本温泉とともに「磐越三美人湯」としても知られています。

 

泉質は、単純泉、単純硫化水素泉などですが、源泉によって泉質には若干違いがあります。

 

皮膚病の名湯「霊泉」

磐梯熱海温泉の「霊泉」元湯は、磐梯熱海駅から徒歩数分という場所にあります。

 

古来より、この源泉で、口をすすぎ、眼を洗っていた村人には、歯痛が軽くなり、眼病も治ったことから、この源泉を浴びたところ、皮膚病が治り、狂犬やマムシの毒が排出され、治ったことから、近隣に知れ渡る様になりました。

 

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
「皮膚病の名湯」の文字が見えます

 

地元の方にうかがったところ、アトピーに効果がある美人の湯で、うがいにこの霊泉をつかうと、風邪をひかないとか。

 

元文3年(1738年)に浴屋をつくる

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
あつい湯の浴槽

 

二本松藩の本宮代官である吉田弥右衛門守舒は、この源泉の効能を知り、磐梯熱海温泉が温泉地として発展する基礎を築くことになります。

 

元文3年(1738年)に、浴舎浴槽を整備させ、温度を調節する方法を教えて、源泉を利用しやすくしたところ、湯治客でにぎわうようになりました。

 

温冷浴ができる「霊泉」元湯

「霊泉」元湯には、2種類の源泉があります。

 

ひとつは「ぬるい湯」で、大きな浴槽に源泉が掛け流されています。

 

こちらが、古来からつたわる霊泉で、源泉温度は29℃。

 

もう一つが、「あつい湯」で、小さな浴槽に源泉がひかれています。

 

こちらは、郡山市営第1号泉、4号泉、5号泉、7号泉の統合線で、源泉温度は50.4℃という高温泉です。

 

どちらもアルカリ性単純泉の美肌の湯ですが、「ぬるい湯」のほうに注ぎ込んでいる源泉は、まろやかで美味しい水でもあります。

 

冬場は、「ぬるい湯」を飲んでから「あつい湯」に入り、つぎに「ぬるい湯」に入り、これを交互に繰り返すことで、温冷浴ができます。

 

享和3年(1803年)に書かれた「陸奥の編笠(越後長岡藩士の探索日記)」によると、当時から、ぬるい湯と沸かした湯があり、交互に入浴したことがわかっており、「霊泉」元湯では、伝統的な入浴法となっています。

 

本来は、「ぬるい湯」にはいってから、「あつい湯」に入るそうです。

 

この温冷浴をしていると、あっという間に1時間が過ぎ去ります。

 

肌がつるつるになることはもちろん、「霊泉」元湯で温冷浴をすると、血流が良くなり、こわばった身体が軽くなります。

 

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
脱衣所はきれいに整っています

 

【入浴料】500円、ただし午後2時から段階的に下がっていきます。

【休憩】大人ひとり1000円(午前7時から午後4時まで)

 

遠くから毎週のように通っている方、また温泉宿に宿泊しながら、湯治に通ってくるかたもいるそうです。

 

そばには公園も

「霊泉」元湯は、磐越西線沿いに歩いて数分の左手に、細長い公園があります。

 

池が整備されていますが、この池に注いでいるのは温泉です。

 

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
この公園の正面に「霊泉」元湯があります
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
この樋にはちょろちょろと温泉が流れています

磐梯熱海温泉で足湯めぐり

磐梯熱海温泉は、町中のあちこちに足湯や手湯があります。

 

また、「霊泉」元湯のほかにも共同湯があります。

 

ドライブの途中で、足湯めぐりをするのも良いのではないでしょうか。

 

郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
磐梯熱海駅をでるとすぐにある足湯
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
萩姫の湯にある足湯
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
源泉かけ流しの足湯
郡山市 磐梯熱海温泉 「霊泉」元湯
手湯もあります

大玉村 大玉温泉 金泉閣

 

究極の源泉宿73――誰も書かない“源泉かけ流し"の真実』のなかにも紹介されているほど、源泉の管理・提供方法にこだわりのある温泉宿です。

 

【泉質】ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)

【源泉温度】63.1℃、pH8.1

【適応症】きりきず、末梢神経障害、冷え性、皮膚乾燥症

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二本松市 岳温泉

 

岳(だけ)温泉は、坂上田村麻呂が発見したとされる自然湧出の酸性温泉。

源泉は、安達太良山(あだたらやま)連峰にあり、8キロも引き湯しています。

 

【泉質】単純酸性温泉

【源泉温度】56.7℃

【適応症】慢性皮膚病

【飲泉可能】

詳しくはこちら⇒

 


郡山駅名物 福豆屋 海苔のりべん

 

福豆屋の「海苔のりべん」は、郡山駅の駅弁として有名です。

福豆屋は、もともとJR郡山駅構内で、立ち食い蕎麦屋を運営していました。

その蕎麦つゆで炊き上げたおかかと、みちのく寒流海苔を2段にはさんでいるのが、福豆屋の「海苔のりべん」です。

詳しくはこちら⇒


www.food-fukushima.jp Blog Feed

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